いよいよ今週、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開幕します。世界中が注目する大谷翔平選手の人気もあって、「今回はちょっと見てみようかな」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ただ、残念なことに、今回のWBCは地上波での放送がなく、Netflixでの独占配信だという点です。背景にあるのは、放映権料の高騰です。今回の放映権料は推定150億円。前回の約5倍とも言われ、日本のテレビ局が単独で購入するのは現実的に厳しかったようです。
最近テレビで放送されていた侍ジャパンの試合は、あくまで「強化試合」。本番の熱狂を味わうには、Netflixへの会員登録が必要なんです。いわば、強化試合はNetflixへの「強力なアシスト」になっていたのかもしれませんね(笑)。
実際にどれだけの人がこのために動くのでしょうか? 産業能率大学スポーツマネジメント研究所が発表した、男女1万人への興味深い調査結果をご紹介します。出典:産業能率大学スポーツマネジメント研究所
【WBC2026 独占配信によるNetflix契約への影響】
- すでに契約済み: 17.3%(以前から、または他理由での契約)
- WBCが理由で契約(予定): 4.9%
- 盛り上がり次第で検討: 8.8%
- 契約予定なし: 68.0%
驚くべきは、「どれだけ盛り上がっても契約しない」という層が約7割にのぼるという事実です。
蓋を開けてみなければ分からないものです。もし今回のNetflixの挑戦が成功し、会員数が爆発的に増えるようなことがあれば、今後「大きなスポーツ大会は有料配信で見るもの」という流れが加速するかもしれません。Netflixにとって150億円の投資が「安い買い物」だったのかどうか、その結果が日本のスポーツ観戦の未来を左右しそうですね。
まとめ
かつてはお茶の間の特等席で誰もが楽しめたWBC。しかし、大谷選手の特大ホームランも、150億円という巨大な壁の前では、スマホやPCの画面越しにしか届かない時代になったようです。無料で見られない不満か、それとも質の高い配信への期待か。皆さんは、この「有料の壁」をどう感じますか?